母乳育児で気をつけること
- 母乳育児は自然で楽しいもの。
- お母さんと赤ちゃんの楽しいおっぱいタイム。「どんなふうにあげたらいいの?」「どんなことに気をつけるの?」。母乳育児に関する、そんな疑問や悩みにお答えします。また、困ったことなどがあれば、いつでも気軽にご相談ください。
母乳が足りない?

- 赤ちゃんがよく泣く、授乳間隔が空かない、おっぱいが張らないなどすると、「母乳が足りないからでは?」と不安になります。
でも、ミルクを使うのはちょっと待って!
母乳を十分飲めていて、体重がちゃんと増えていることはよくあります。母乳の量を増やすコツは、回数多く授乳すること。リラックスして、ゆったり授乳を楽しみましょう。それでも心配な時は受診しましょう。
乳腺炎

- 乳房が痛い、赤くなる、しこりができるなどの場合は乳腺炎が疑われます。
まずは体を休めて、しっかり授乳しましょう。
改善しないときは、母乳外来にご相談ください。
太りすぎ?

- 母乳で丸まると太った赤ちゃんは、肥満ではありません。「母乳の飲みすぎでは」と言われても心配はいりません。
急成長する赤ちゃんに、授乳の制限や食事制限は危険です。
母乳で育てると成人してから肥満になりにくいという報告もあります。
お母さんの仕事復帰

- 産休明けや育休明けに仕事に復帰しても、母乳育児は続けられます。
続けたいという意志とまわりの協力があれば大丈夫。
赤ちゃんと離れる時間が多いからこそ、母乳はお母さんとこどもたちをつなぐ大切な絆となるでしょう。
方法についてはご相談ください。
お母さんが病気のとき

- お母さんが薬を飲んでも、ほとんどの場合は授乳できます。
当院では、母乳に影響の少ない薬の処方も行っています。
安易に授乳を中止せず、ご相談ください。
どうしてもミルクが必要な方へ

- お母さんや赤ちゃんの事情により、母乳で育てられない、あるいはミルクが必要な場合があります。
個人差はありますが、赤ちゃんは1年間で体重は生まれたときの約3倍に、脳の重量は約2倍に成長します。
身体的な健康や栄養的な裏付けは最優先されるべきこと。
ミルクが必要な場合には、赤ちゃんとのふれあいを意識的に多くし、五感で赤ちゃんを感じ、その必要に耳を傾けていきましょう。
赤ちゃんの心の声に耳を傾け、ゆったり寄り添ってあげること。これが「おっぱいの心」です。
ミルクは使っても「おっぱいの心」を持っていれば、みんな「おっぱいママ」です。



